青玉楼主人日録

仮想の古書店「青玉楼」の店主が、日々の雑感や手に入った新刊、古書の感想をつづります。

2013-02-05から1日間の記事一覧

『こころ朗らなれ、誰もみな』ヘミングウェイ

柴田元幸が自ら選び訳したヘミングウェイの短篇集。時代的には初期の短篇集『われらの時代』から晩年の未完の長篇『最後の原野』まで、舞台も時代も異なる作品を集めた19篇から成る。熱狂的なファンは別として、髭面の写真に「パパ」という愛称、それに映…