青玉楼主人日録

仮想の古書店「青玉楼」の店主が、日々の雑感や手に入った新刊、古書の感想をつづります。

2016-01-24から1日間の記事一覧

『悲しみのイレーヌ』 ピエール・ルメートル

『天国でまた会おう』のときにも、そう感じたのだけれど、ルメートルという作家は気質的に残酷な話が好きなのかな、と思ってしまう。何人かのレビューに、『その女アレックス』より先に、こちらを読むべき、とあったので、その言に従ったのだが、タイトルが…