青玉楼主人日録

仮想の古書店「青玉楼」の店主が、日々の雑感や手に入った新刊、古書の感想をつづります。

10000歩

昨日いつものように歩いていたら、退職した大先輩に会った。
「こんなとこまで歩いているの?10000歩ぐらい歩く?ぼくは、6000歩がせいぜいだなあ。」
「いえ、まあ3000歩ぐらいですよ。」
と答えたのだったが、今日は天気もよく、少しがんばって歩いてみようかと思った。ipod nanoをジーンズのポケットにセットして歩きはじめた。家の前を通る旧街道を上っていく。牛谷坂の上に常夜灯があり、そこからは急なくだり坂になる。猿田彦神社の前を通り、おはらい町へ。五時を過ぎるとさすがに人出も引いて歩きやすい。内宮の鳥居まででおよそ3500歩だった。ここから引き返すことにした。
おはらい町の入り口辺りに岩牡蠣を肴にビールを飲んでいる人がいる。喉も渇いているが、それより空腹感が先に立つ。先を急ぐことにした。五十鈴川駅あたりで7000歩。このまま家のほうに道をとると、10000歩にならない。そのまま徴古館を過ぎ、郵便局の前を通って、錦水橋まで出た。やっと8500歩。勢田川に沿って小田橋まで歩いて間の山へ。お杉お玉の碑を右に見て坂道を上る。上りきったところで10000歩を越えた。
家に着いてipod nanoを確認すると10500歩強歩いていた。毎日は無理だが、たまには歩くこともできる距離であることが分かった。また、挑戦したいと思っている。とりあえず、明日は温泉に行って、疲れをとりたいな。