青玉楼主人日録

仮想の古書店「青玉楼」の店主が、日々の雑感や手に入った新刊、古書の感想をつづります。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『レオナルドのユダ』レオ・ペルッツ

話は一四九八年三月のある日に始まる。ロンバルディア平原が驟雨に見舞われたこの日、ミラノ城にモーロことルドヴィーコ・マリア・スフォルツ公を訪れたのは、サンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ・ドミニコ修道院長であった。院長は食堂の壁に描かれるは…