青玉楼主人日録

仮想の古書店「青玉楼」の店主が、日々の雑感や手に入った新刊、古書の感想をつづります。

2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『グロリアソサエテ』 朝井まかて

関東大震災で父と家を失った十七歳のサチは、住込みの女中として京都の学者の家に奉公することになった。奥様は日本でも指折りの声楽家として知られるが、家の切り盛りも怠りなく、料理ができるサチは「ねえや」と呼ばれ重宝されることになる。やはり震災を…